ご法事のために遠方から帰られる。

悲しき別れを知らされて急ぎ故郷に帰られる。

いろんなご縁をいただいて仏さまの前に座る身にさせていただきます。

写真を眺めていては

あんなこと、こんなこと

昔話を繙くように

思い出しては涙しながら笑ったり、また泣いたり。

こんな時には、腹の立っていたことも忘れてしまうのでしょう。

愛する人の温もりも

仏さまの優しさも

この手の上に重ねて下さっていた。

重ねて、重ねてのご縁にお育てをいただいて

合掌することをよろこべたとき

やっと仏さまに目を向けることができます。

 

ず~っと御立ち向かい下さるおはたらきに出遇えるのでしょう。

 

別れではなかったんだと・・・

 

徳正寺住職