5月6日(土)大洲市の極楽山安養寺様におかれまして第五世住職継職奉告法要が勤修されました。

 心配されていたお天気も回復し、予定通り稚児行列を行うことができました。可愛らしいお稚児さんに先導されて、新・旧住職が山号の通り極楽のようにお荘厳された本堂に入堂され、第一部の始まりです。

 

第四世恭子住職が住職として最後の勤行がなされました。朝早くから集合していたお稚児さんたちも疲れていたのでしょうが、勤行の間は騒がず泣かず、本当によく頑張って座ってくれていました。

そして恭子住職から退任の挨拶がありました。ご往生された前々住職様から「きみならできる。守っているから」と言われた言葉を信じ、支えにして、19年間住職として頑張ってきました。おかげさまでお念仏に出あわせていただきました、というお話をされ、ご門徒の中には涙されるお姿もありました。坊守でありながら住職という重い責務をずっと背負ってこられた恭子住職の言葉には、聞いている私たちの胸にじぃんと沁みるものがありました。

第二部では靖之新住職が緊張しながら導師をされ、組内法中、組内坊守、婦人会とともに宗祖讃仰作法音楽法要が勤修されました。堂内が一体となって美しい歌声が響きました。

記念式典では信國組長より恭子前住職のご苦労をねぎらい、新住職に向けては「立派な住職にならないでください。ご門徒の皆様と一緒に悩み苦しみ、仏法をお聴聞しお念仏をよろこぶような住職になってもらいたい」というはなむけの言葉がありました。

そして、靖之新住職から前恭子住職から教えていただいたオアシス(おかげさまです、ありがとうございます、しあわせです、すみません)という言葉を大切にし、安養寺がご門徒皆様の心の泉になるようにつとめてまいりますという挨拶がありました。

第三部では前々住職からお付き合いのあった長谷川龍嶽師よりご法話をいただきました。

 全体を通して感じられたのは、形式ばった法要ではなく、総代様婦人会様はじめ関わった方々がほのぼのとした温かい雰囲気で心を尽くしてくださったので、その場にいさせていただけたことが本当にありがたかったです。

(文、念稱寺坊守)