平成29年9月9日(土)、九島 念稱寺にて宇和島組寺族坊守研修会を開催致しました。

ご講師は山口県萩市よりお越し下さいました、高橋隆宣先生(教専寺住職・浄土真宗本願寺派布教使)です。

前日から先生の作品を展示していて、念稱寺の門徒会館はちょっとした美術館になりました。

 

 

 

 

 

午前中は、佛法お聴聞。講題を「この世に生きた足跡」と頂き、分かり易く丁寧にお取り次ぎ下さいました。

やがて私がこの世の縁つきてお棺に入った時、まだ若いのに、かわいそうにというマイナスの言葉(上から目線)でなく、先にお浄土に行ったんだね、また遇おうね、お陰さまでありがとうという感謝の言葉で送ってもらえる人生を歩むことが大切です、とご教化下さいました。

先立たれた方が、残された私たちに身をもって教えて下さっている「浄土真宗にとっての死」は尊いことを改めて感じました。

 

午後からは木版画体験でした。時間に限りがあり版画を彫るところからはとても出来ません。先生があらかじめ、彫られた中から自分の気に入ったものに墨をのせ紙に写し取る作業 です。

ただ墨をのせてバレンで摺る(する)という作業ですがこれだけでもそれぞれの出来栄えが違いみなさん夢中でされていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私自身も初めてで、幾つになっても初事(はつごと)だと、楽しく体験させて頂きました。

お経の最後「歓喜信受作礼而去」のようにみなさん自分の摺った木版画を手に、大変喜んでお礼を申して帰られました。たくさんのご参加、お参りありがとうございました。  

 

高橋先生は、念稱寺に来た足跡にと、木版画を置いて帰って下さいました。

                                                                                                      合掌

                                                                            (宇和島組 組長 信國正道)